キハダがやってきた

「キハダを伐採したんだけれどお母さん使いますか?」

大学の研究室の調査で山に入っている次男からのメール。

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「染料は内皮の黄色い部分だから、

無理のない範囲で持って帰ってきてもらえたらとっても嬉しい!」

と返信したところ、

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どーんと背負って帰ってきてくれました💚

だんなサンがせっせと皮を剥いてくれます。

あら、左利きだったのね…

kihada

キハダは無媒染で染まりますが、堅牢度は低くすぐに退色してしまいます。

漢方薬としても知られる通り薬効がありますから、

色褪せたら染め重ねるという形で、古くから染料として使われてきました。

赤ちゃんの産着や枕カバーなど直接肌に触れるものに良さそうですね。

自家用染料としても重宝しそうです。

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さらに彼はこ~んなに大きなキャベツも持って帰って来たのです!

となりは同じ日にスーパーで買ったふつうサイズのキャベツくん。

特産の「雪中甘藍(かんらん)」は雪の下で育つことで甘味が増し

それはそれは美味しいのでありました。

収穫作業をお手伝いしたご褒美に頂いたとの事ですが

ひとつ4キロもあるキャベツを雪の中から掘り出す作業、

本当にご苦労様でした。

 

「あんまりキハダはないんだけど…これから帰ります」

なんてメールを送ってきたけれど、そんなことないよ。

なんて素敵なおみやげ!

ありがとう息子よ…

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