幻のクルミ色

 

大きなオニグルミをいただきました。

一昨年の今頃、光沢のある深い焦げ茶色に染まった古民家のクルミの木です。

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麻ひもは焦げ茶、木綿の手ぬぐいはピンクががった茶色に染まりました。

たたみ絞りは難しい…まだまだ修業が必要ですね…

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クルミは染めるタイミングが難しくて、

一昨年の光沢のあるふか~い焦げ茶色がなかなか再現できません。

条件を変えて色々試してみるのですが、

あの時の色に今年もまだ再会できずにいます。

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それでもクルミはとても素直な茶色で、やさしい色をしています。

松あみのミニバッグと

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センダンの緑と組み合わせてミニトート。

 

保存のできない染料は季節と追いかけっこをするようにひたすら染め続けます。

クルミの染料は限りなく黒くて、まるで魔法使いになったような気分が味わえるので、

染色教室では「魔女の染料」とも言われているのでありました(笑)

 

ありがとうございました

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