ソヨゴ染め研究会2019~生垣のお手入れ

「家の生垣がソヨゴです。どうぞ染めにお使いください。」と

夢のようなお話をいただいたのは、去年の秋のいるまクラフトの会場でした。

soyogo 18 Takezoeke

お言葉に甘えて去年の暮れから3回に分けて伺い、

お手入れをしながら念願のソヨゴの枝葉をたっぷりいただいて帰りました。

関東には自生しないソヨゴですが最近は庭木として人気で

都内では街路樹としても植えられるようになっています。

18年前に植えられたTさんのお宅のソヨゴの木はストレスも少なく成長し葉っぱも大きくてとてもきれい。

soyogo 19 mukuge

久しぶりのお手入れということで、夫が形を整えながら手際よく枝を外していきます。

毎年ソヨゴを染める季節になると、師匠自ら長野県内の山に入り

採集した葉を分けていただいていたのですが

今年は埼玉産のソヨゴを師匠の山崎先生にお届けすることができました。

そして始まった「ソヨゴ研究会2019」

soyogo 18 asa

条件を変え検証を繰り返し、1年分のソヨゴ色を染めていきます。

濃い紅色「ザ・ソヨゴ」という色にまた少し近づけた気がしています。

soyogo 19 cotton asa

草木染めをやってみたいとおっしゃっていたTさんでしたが

ゴメンナサイ、あんなにいただいたソヨゴの葉っぱ

私全部使ってしまいました。

 

そして相変わらず私のソヨゴレーダーは全開(笑)

先日検査で行った埼玉医大の本館横にソヨゴ。

idai soyogo

日当たりはどうなのか、ちゃんと水は足りているか

自分もフラフラだったけれどとりあえずソヨゴの身を案じて帰ってきたのでした。

がんばれ町なかの木たち。

そして私もね!

 

今週末に予定していた館林での手業市への出店は

都合により中止させていただきます。

楽しみにしていた方、申し訳ありません。

4/20,21のぎょうだ蔵めぐりまちあるきには予定通り出店の予定です。

 

毎年春に恒例になっていた妻沼手づくり市が

聖天様のご開帳の時期と重なったため今年は取りやめになり

いつもと違う春になっています。

どんな出会いがあるのかな?

 

ありがとうございました。

 

 

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