バッグの里帰り~お直し致します

ショルダーバッグの入れ口が擦り切れてしまったので直りますか?

一昨年の暮れにお届けしたIさんのバッグが里帰り入院しています。

itiba bag

バッグの入れ口や持ち手は一年過ぎる頃には擦り切れてくることが多く

私のバッグも編み直して使っています。

使いこまれた麻ひもバッグは随分と味のある風合いになっていて

大事に使って頂いていた様子が想像されて

まるで里帰りしてきた子供を見るような気持ちになっています。

itiba 2

早速裏布を外し、藍で染めた新しい麻ひもで編み直してみたのですが、

色の違いがはっきり。しかもこれではまた同じことが起こりそうです。

itiba 3

そこでリネンの平紐を藍で染めてみました。靴ひもみたいですね(笑)

ai ribon

素材の違いがアクセントにもなり、入れ口の補強にもなりそうです。

rinen tape

Iさんからも了解をいただき、裏布もきちんと綴じ直したら

バッグは無事にIさんの元に帰っていきました。

 

そして先日の「ぎょうだ蔵めぐりまちあるき」にいらしたTさん(ついにお名前が判明!)「このほつれ、直りますか?」

懐かしいバッグが二つ、再び里帰り入院してきたのでした。

takahata bifore

大切に使って下さっている方にお応えできるように

しっかり作業していきたいと思っています。

 

今日はこのバッグに使うリネンひもを染める準備中です。

 

29日は「とみおかろじくる」

お天気によっては出店場所の変更もあるとのことです。

素敵な出会いがありますように。

 

ありがとうございました。

 

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