高崎市染料植物園で「藍の生葉で赤紫染」をテーマに講習会が開催されました。
講師を務められるのは草木染研究家の山崎樹彦先生です。
今回、先生の助手として講習会のお手伝いをさせていただきました。
二倍以上の人気だったそうで抽選の結果参加者は15名。
植物園の畑で育った立派な藍の葉を各自摘んで染液を作ります。
温度と時間の微妙な管理で藍の葉に含まれる色素が変化し、赤紫に染める事ができるのです。
計測した生葉にちょうど50℃のお湯を加えビニール袋に入れて密封して二時間。
48℃でも52℃でも発色が変わってしまいます。誤差は許されません。
この50℃のお湯を用意するのが今回私の最大の任務!責任重大なのです💦💦
ちゃんと色素が溶け出すのか、結果が出るのは二時間後…
ドキドキの時間を過ごしましたが、二時間後には無事に藍の葉の色が変化し、
再加熱をすることで赤紫の染液ができました。
染色中の写真を撮ることができませんでしたが、皆さん思い思いのグラデーションに挑戦し会心の一枚が染め上がりました。
青い青い夏空の下、赤紫のストールが爽やかに揺れる中庭です。
予想もしていなかった藍の赤紫色に驚いたり、感激したり
皆さんとても楽しそうで後半は私自身もすっかり楽しませていただきました。
とても貴重な体験をさせていただき、
お声がけ下さった山崎先生には感謝の言葉しかありません。
これからももっと精進していかなければ!
と決意も新たに蝉時雨の植物園を後にしました。
何よりちゃんと染まって良かった~💦
ありがとうございました。