楽しみにしていた「やさとクラフトフェア」が終わってしまいました。
最高のお天気とたくさんの素敵なお客様。
ずっと前からの仲間だったみたいに迎えてくれる作家さんたち。
廃校になった中学校という広々とした会場から眺める山の景色は
以前暮らした相馬の風景に似ていて
私にとっては原風景のような場所なのです。
「去年もらった藍の種、育ちましたよ!」と報告して下さる方
「こればっかり使っているので、違う色も」と
去年お買い上げ下さったストールを巻いていらっしゃる方。
小さい頃、栗の木が近くにあってずっと見ながら育ったんです。と
栗で染めたストールを選んで下さった方
「これ、使いませんか?」と大きな空ペットボトルを届けて下さる方
↑これすごく重宝しています。
草木染めの色のひとつひとつにそれぞれの物語があって
出会った誰かの物語とふわりと繋がったとき次の物語が始まります。
プラントハンガーも好評で今回もたくさんの方が作っていかれました。
最初はパパだけの予定が結局みんなで挑戦して下さった仲良し家族。
この小さなカップに何が入ったのかしら?
遠くの町の誰かのお家にプラントハンガーがゆらゆらしているのかなと思うと
何だかとても不思議な気持ちです。
そしていちばん驚いたのは、お隣のブースに麻ひものプラントハンガーのヒントをくださったマクラメアクセサリーの作家さんがいらしたこと!
6年くらい前にいただいた素敵なプラントハンガーの写真入りの名刺は、
ずっと仕事場に貼ってあるんです。
そんなこんなで出会いと再会と、もういろいろ楽しすぎて
来年もまたここに戻って来られるように
これからも丁寧な仕事をしていこうと思います。
一泊二日の茨城の旅のお宿は、江戸時代からの旅籠だった歴史あるホテルで
幕末の書状とか徳川斉昭の家臣の手紙とか間取図とか
興味深いものがたくさんあって、これもまた大変楽しめたのでした。
事前準備に奔走して下さった実行委員の皆さんに心からの感謝を込めて
ありがとうございました。