月別アーカイブ: 7月 2020

藍とトチノキと彼女

国営武蔵丘陵森林公園での草木染体験は昨年で3年経ったことで

今年は「季節の草木染」として季節ごとの開催の予定で準備していました。

初夏のテーマは「トチノキ」だったのですがコロナ禍のため残念ながら中止。

春の出店も全て中止だし、こんな時こそ作業だ~と思っていたある日

公園スタッフのお嬢さんが「やっぱり染めたいです」と

トチノキの葉っぱをたくさん抱えてやってきました。

totinokisome 3

藍の乾燥葉も染めてみたいということで

まずは去年いただいた公園の藍の乾燥葉を使ってTシャツ!

seki aiTsyut

藍で染めてからトチノキのアルミ媒染で黄色を重ねた綿麻のストールは

ふんわり優しげに染まりました。

seki ai kasane menasa

なかなか会いに行けない大切な人のために染めた藍のマフラーは

きれいなグラデーションで爽やかな印象です。

20 6 seki ai

私にとっては娘のような年頃の彼女は、しっかり者で明るくて

今さらながら「こんな人になりたいな」と思わせてくれるステキなお嬢さん。

いくつになってもこんな出会いができる事に感謝しつつ

若い彼女たちが安心して幸せに暮らしていける世の中であってほしいと

心から思う昨今です。

秋の草木染は「ドングリ」開催に向けて試行錯誤が続きます。

 

こちらの草木染麻ひもバッグ。

藍でムラ染にした麻ひもにトチノキの黄色を重ねてみました。

ストールとはまた違う風合いと微妙な色合いです。

ai & tochi bag

不安定な天気が続いています。

どうぞ皆様ご自愛下さいませ。

 

ありがとうございました。

里山、初夏の色「クルミ」の巻

梅雨の晴れ間の里山ではタマゴタケが真っ赤に頭を出しています。

林床にこの色!

一瞬、ミニトマトが落ちているのかと思いました(笑)

7tamagotake 20 

クルミも青い実をつけはじめています。

今回は初夏限定のクルミの青い実を使った染色です。

kurumi 20 木

この果肉の中心にお菓子などで見慣れたあの硬いクルミの種が入っていますが

染めに使うのはこの緑色の果肉。

素手で触るとアクでべたべたになるし、かぶれることもあるので注意して。

kurumi 20 mi

今回は麻ひもをたっぷりそめました。

6月のクルミはまだ未熟なのでほんのりピンクかかった茶色になっています。

kurumi 20 himo

もう少し季節が進み果肉が熟してくると茶味が強くなるのです。

季節とともに発色が違う草木の色に翻弄されながら

今年も夏の染めの準備が始まります。

 

今年も暑くなりそうです。皆様どうぞご自愛下さいませ。

ありがとうございました。

 

kurumi bag

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