月別アーカイブ: 3月 2017

藍の手拭いマフラー

「さくらを染めてみたいです」と

お友達がお友達と一緒に草木染め体験にいらっしゃいました。

午前中、しっかり染料から作り、ふんわりピンクのさくらのストールを染めた後

午後は藍の化学建てにも挑戦です。

綿麻マフラーと手拭いマフラー。

去年の夏、子供たちと染めた長~い手拭いマフラーの使い勝手が良くて

私も愛用しています(やっぱり私は手拭い派…)

 

二人がかりで絞り模様をつけ(今日はビー玉です)

染液と空気酸化をくりかえして染めていきます

ai kitahara1

絞り模様を広げる瞬間はいつもどきどきします。

「こっちが私のつけた模様」「これはどうやったの?」と大盛り上がり。

鮮やかに青いマフラーが2枚染め上がりました。

ai kitahara2

遺跡発掘の仕事をしているという彼女、

藍の手拭いマフラーを巻いて平安時代の遺跡を掘っているのかな?

青空の下でがんばっている姿が目に浮かびます。

野山を彩っていた植物の色が

どこかで誰かの暮らしの中に彩を添えていきます。

春の足音が近づいてきました。

さあ、今年も忙しくなりそうです。

 

ありがとうございました

 

 

化石とサクラ染め

「化石と自然の体験館」での草木染め体験、本番の日を迎えました。

綿密に手順を確認し、準備して下さったスタッフの皆さんに見守られてのスタートです。

kasekikan 4

ハンカチに絞りをつけるために用意されたのは、化石館で産出される緑色凝灰岩。

いつもならビー玉で、というところですが、化石体験館ならではですね。

kasekikan 1

参加者の8割が初めての草木染め。

出来上がりを想像しながら思い思いに小石を包み、染め始めます。

kasekikan 5

豪快にハンカチを絞った男の子、できあがった模様に本人もびっくり。

kasekikan 5

小学一年生~70代まで、今回は本当に幅広い世代の方にご参加いただき

皆さん世界に一枚だけのさくら色のハンカチをつくることができました。

一足早く桜が満開になった体験館です。

6kasekikan 

お水をたくさん使うし、お湯も沸かさなくてはという複雑な手順でありながら

事故もなくスムーズに体験が進行できたのは、

スタッフと化石館ボランティアの皆さんのチームワークのなせる業と感動…

皆さん本当にお疲れ様でした。

参加して下さった方、関わって下さった方すべてに感謝の一日になりました。

 

4月のスズメノエンドウ染めも楽しみにしています。

 

ありがとうございました。

 

 

さくら承りました

春は桜の季節です。

さくら染めの麻ひもバッグのご注文を頂き、今日も朝からさくらを染めています。

さくらは淡い色に染まります。

でもバッグ用の麻ひもは何度か染め重ねて少し濃い目に染めています。

左は1回染め、右は何度か染め重ねたもの。

sakura ito

さくらのピンクとソヨゴの褐色、ヤマモモの黄色いライン入りの春の麻ひもクラッチです

sakura kuratti

そしてご注文の肩掛けトートバッグにとりかかります

sakura ami

ソヨゴステッチのさくら染め麻ひもバッグが編み上がりました

sakura big2

ヤマモモで染めた裏布を張って仕上げます

完成は間もなく。

どうやら桜の季節に間に合いそうです。

 

ありがとうございました