「見沼自然学校」の草木染め体験の当日を迎えました。
今回は屋外での染め体験です。
一週間前の週間天気予報は「くもり時々雨」
「雨だったらどうしますか?」と心配になって電話したところ
「大丈夫よ!僕は晴れ男だから。」と力強く宣言され妙に納得。
そして迎えた当日は見事な快晴!
穏やかな草木染日和になりました。
早朝から染液の準備が始まります。
今回は4つの鍋で20ℓの染液を2回作ります。
お水は昔ながらの井戸水なんですよ!
自然学校の 子どもたちは2チームにわかれそれぞれ半日づつ自然観察と草木染めを体験します。
自然観察ではしっかり二ホンアカネを観察し、
染料の話につなげられるのは「見沼自然の家」ならでは、ですね。
エコバッグに思い思いの模様をつける作業では、
子どもたちの想像力と集中力にはいつも驚かされます。
二人組で染液→水洗い→媒染と何度も往復しながら染め重ねていく方法は
適度に体を動かすことで、じっとしていることの苦手な子どもたちでも
楽しんで染める事ができるようです。
古民家の庭の物干し台に、夕焼けのようなアカネ色がよく映えます。
「思った通りの模様にならなかったけどきれいにできた」
「もっと大変かと思っていたけれど簡単だった」
子どもたちはそれぞれの感想をいっぱい詰めたバッグを持ち帰ります。
グランドワーク川口のおじさま方のフォローのおかげで
滞りなくプログラムを進めることができました。
年長者ならではの気配り目配りに心から感謝です。
自然の家にある植物でもっと色々染めてみよう
という新たな活動が始まりそうで
次はいつ行こうかな?
と、今年も残り2枚になったカレンダーを眺めています。
ありがとうございました。