藍とトチノキと彼女

国営武蔵丘陵森林公園での草木染体験は昨年で3年経ったことで

今年は「季節の草木染」として季節ごとの開催の予定で準備していました。

初夏のテーマは「トチノキ」だったのですがコロナ禍のため残念ながら中止。

春の出店も全て中止だし、こんな時こそ作業だ~と思っていたある日

公園スタッフのお嬢さんが「やっぱり染めたいです」と

トチノキの葉っぱをたくさん抱えてやってきました。

totinokisome 3

藍の乾燥葉も染めてみたいということで

まずは去年いただいた公園の藍の乾燥葉を使ってTシャツ!

seki aiTsyut

藍で染めてからトチノキのアルミ媒染で黄色を重ねた綿麻のストールは

ふんわり優しげに染まりました。

seki ai kasane menasa

なかなか会いに行けない大切な人のために染めた藍のマフラーは

きれいなグラデーションで爽やかな印象です。

20 6 seki ai

私にとっては娘のような年頃の彼女は、しっかり者で明るくて

今さらながら「こんな人になりたいな」と思わせてくれるステキなお嬢さん。

いくつになってもこんな出会いができる事に感謝しつつ

若い彼女たちが安心して幸せに暮らしていける世の中であってほしいと

心から思う昨今です。

秋の草木染は「ドングリ」開催に向けて試行錯誤が続きます。

 

こちらの草木染麻ひもバッグ。

藍でムラ染にした麻ひもにトチノキの黄色を重ねてみました。

ストールとはまた違う風合いと微妙な色合いです。

ai & tochi bag

不安定な天気が続いています。

どうぞ皆様ご自愛下さいませ。

 

ありがとうございました。

里山、初夏の色「クルミ」の巻

梅雨の晴れ間の里山ではタマゴタケが真っ赤に頭を出しています。

林床にこの色!

一瞬、ミニトマトが落ちているのかと思いました(笑)

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クルミも青い実をつけはじめています。

今回は初夏限定のクルミの青い実を使った染色です。

kurumi 20 木

この果肉の中心にお菓子などで見慣れたあの硬いクルミの種が入っていますが

染めに使うのはこの緑色の果肉。

素手で触るとアクでべたべたになるし、かぶれることもあるので注意して。

kurumi 20 mi

今回は麻ひもをたっぷりそめました。

6月のクルミはまだ未熟なのでほんのりピンクかかった茶色になっています。

kurumi 20 himo

もう少し季節が進み果肉が熟してくると茶味が強くなるのです。

季節とともに発色が違う草木の色に翻弄されながら

今年も夏の染めの準備が始まります。

 

今年も暑くなりそうです。皆様どうぞご自愛下さいませ。

ありがとうございました。

 

kurumi bag

↑クルミとセンダン(緑)の草木染の麻ひもバッグはオーダー製作受付中です。

 

タコさんウィンナーは染まるのか?!

 

里山ではコオニユリとホタルブクロが競うように咲き始め

梅雨の晴れ間を彩ります。

20 oniyuri hotaru

ザクロの花がらを使って

「(通称)タコさんウィンナーは染まるのか実験」をしてみました。

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ザクロの果皮を乾燥させた物は染料として流通しています。

「だったら花の後のあのタコさんウィンナーも染まるんじゃない?」

と思ってもこれも季節限定💦去年からの宿題になっていたのでした。

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冬にお手入れさせていただいたⅯ先生のお宅のザクロの古木。

今年もたくさんの花をつけ落ちた花がらと未成熟果をいただきました。

そしてこちらがタコさんウィンナーで染めたストールです。

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アルミ媒染に鉄媒染をかけて絶妙な仕上がりになったと思っています。

果皮と同じような発色を得られたということで本日の実験は終了。

そしてもう一つわかったことは

「赤いタコさんウィンナーはあらびきウィンナーになってしまう」

ということでした(笑)

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自由研究はまだまだ続きます。

ありがとうございました。

「食べるものは植えないの?」

久しぶりの更新になりました。

皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか?

昨年秋の出店が終わり春に向けての作業を始めようとしていた頃

信号待ちで停車中にまたしても追突事故に遭いました。

半ベソ状態で迎えた新年、そして今回のコロナ禍の影響で

出展予定だった春のイベントは全て中止、延期になってしまいました。

この時期を勉強と製作期間としてがんばろうと気持ちは焦るものの

なかなか思うように作業は進まないものですね。

 

自粛生活の中で家庭菜園が流行しているようですが、

私の畑では今年も藍やムラサキがすくすくと育っています。

murasaki 20 hana

何年か前にご近所の農家さんに「食べるものは植えないの?」と言われてから

ちょっとだけ夏野菜を植えていますが、

今年は「できたら持っていくからお宅は作らなくて大丈夫だよ~」

と言って下さる方もいて、安心して(笑)染料のお世話をしています。

 

5月に開催予定だった「長岡クラフトフェア」は9/26㈯,27㈰に延期です。

一昨年お客様からいただいたリクエストお届けできるかな?

そして北軽井沢からもお誘いが届きました。

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開催に向けてギリギリまで準備して下さるとの事で、

収束を信じてエントリーさせて頂こうと思います。

 

関東地方も梅雨入りし季節は夏に向かいます。

どうぞ皆さんご自愛下さいませ。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

「それが欲しいです」オーダーバッグできました。

 

草木染めの麻ひもバッグを編んでいます。

試行錯誤を繰り返し、

自分で使う事で使いやすい形とサイズを検証しています。

出店の時にテントの奥の方にマイバッグを置いているのですが

これが結構お客様の目に留まるようなのです。

麻バッグは長く使う事で麻ひものケバ立ちがなくなり独特の光沢が出てきます。

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大きいバッグは物がたくさん入るのでどうしても持ち手がほつれてしまい

編み直しをしています。そして草木染の特徴でもある色の変化。

 

秋の藤岡クラフトにいらしたお客様から

「これが欲しいです」とオーダーを頂き

ケヤキのバッグができあがりました。

keyaki fujioka 19 12

同じ条件で染めた麻ひもで編んでいますが、随分違うものですね。

長くお使いいただくことで風合いが出てくるかと思います。

アユミさん、お待たせいたしした。

今週末の「おにし手づくりマーケット」にお持ちします。

 

おにし手づくりマーケット」は鬼石宿おさんぽフェスタという

中山道の街並みを楽しむイベントと同時開催です。

地元の美味しいものや、お馬さんとのふれあいコーナーなどもあるんですよ!

そして今年は来週末の「はとやまクラフト」が出店納めになります。

 

今回も素敵な出会いがありますように。

ありがとうございました。

 

校庭の大ケヤキ

小学校の校庭に樹齢100年を超える大ケヤキがあります。

大きな大きなケヤキの木は

ジャングルジムとブランコの横で子供たちをずっと見守ってきました。

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お天気に恵まれた連休のある日、

恒例になった「ツリークライミング®」の体験会がありました。

「木とともだちになろう」を合言葉に小学生が集まります。

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早朝からの準備では、樹木医でもある造園のプロフェッショナルが

木の健康状態をチェックしながら、枝の手入れをしていくという

この姿がとにかくカッコいい💛のです。

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そこで剪定した枝をいただいて

私は早速オーダーをいただいていた麻ひもを染めます。

19 keyaki seneki

1か月ほど前にケヤキ染のバッグのオーダーをいただき

麻ひもを染めるところからの作業になっていたのですが

その時から染めにはこの木を使わせていただこうと決めていました。

19 keyaki himo

思った通りの少し赤味のあるグレーです。

Sさん、お待たせしています。

乾き次第編み始めますのでもう少しお待ちくださいね。

二番液はアルミ媒染でふんわりピンク。

19 keyaki

とても素直な発色は

子供たちの優しい気持ちをたくさんもらって育った木だからなのかな?

なんて考えてしまう小学校の大ケヤキのいろが染まった11月です。

 

ありがとうございました。

どんぐりの色、秋のいろ

各地に大きな爪痕を残した二つの台風。

被害を受けられた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 

武蔵丘陵森林公園では延期になっていたドングリ染の講習会が開催されました。

スタッフの皆さんが園内で集めて下さったドングリを使います。

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クヌギとコナラ、マテバシイにスダジイ・・・etc

今回はクヌギの染液を煮出すところからのフルコースの体験です。

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アルミ媒染と鉄媒染でグラデーションに挑戦する方、

明るい色にしたいとアルミ媒染だけでカフェオレ色にふんわり染める方。

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秋の里山を切り取ったようなストールが9枚、雨上がりの水溜りに映ります。

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企画展に合わせた草木染体験も今年で3年目、

季節ごとに定期開催ができないか新企画に向けて動き始めています。

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今週末は「妻沼手づくり市」

前回オーダーいただいたケヤキ染のバッグも仕上がりました。

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今回は聖天様の境内に出店です。

災害ボランティアにお渡しする雑巾も縫って持っていきます。

現地にお手伝いに行けず申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが

私に出来ることが僅かでもあることに気づかせていただき、

少しだけ気持ちが軽くなったように感じています。

 

今回も素敵な出会いがありますように。

ありがとうございました。

藤岡クラフト~北軽井沢クラフトフェア報告

秋のクラフト展が始まりました。

各地の会場でご一緒してからすっかり顔なじみになった作家さん、

久しぶりにお会いする地元の方々の変わらない笑顔に

とても楽しい時間を過ごさせていただいています。

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ほとんど日帰りできる会場なのですが、

春と秋に宿泊して参加するイベントが数回あります。

今回「北軽井沢の杜クラフトフェア」に出展のためにお世話になったのは

軽井沢の民宿「あさぎり荘」

こじんまりとした懐かしい佇まいの宿の玄関にはシオンの花がいっぱい。

「あなたを忘れない」という花言葉がそのまま旅の記憶になります。

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そして来年もここに帰って来られるようにがんばろうと思うのです。

 

今年から始めた「草木染の麻ひもでつくるプラントハンガー」には

たくさんの方が参加して下さっています。

基本の結び目なので「靴紐が結べればできますよ」とお声がけすると

「一度やってみたかったんです」「もう1セット家で作ってみます」

と嬉しい声もいただいています。

小学2年生のアヤちゃんは、とても器用なお嬢さん。

ws fujioka

軽井沢のお二人はカップを何色にしようか思案中。

ws kitakaru

今週末は「いるまクラフトフェア」

もちろんプラントハンガーのワークショップも開催します。

どうか台風の被害がありませんように。

 

秋のイベントは始まったばかり。

素敵な出会いがありますように

 

ありがとうございました

 

どんぐりで染めよう ’19 

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国営武蔵丘陵森林公園で「草木で染める」企画展に合わせ

今年もどんぐり染めの講習会が開かれます。

本番を前にスタッフの皆さんに手順の確認をしながら実際に染めていただきました。

室内での作業と外の水道との移動が多くなるので、

しっかり動線を確認して水洗い。

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こちらは飛び入り参加の方。

kamakiri demo

アルミ媒染はカフェオレ色、鉄媒染は弱い赤味がかった鼠色に。

お好みのお色を選んで染められます。

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10/12~園内は恒例のイルミネーションが始まります。只今絶賛準備中。

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講習はその初日の午後なのでカフェオレ色のストールを巻いて

イルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

まだ人数に余裕があるそうですよ!

詳細は 国営武蔵丘陵森林公園 へお問い合わせください

 

そして今週末は「北軽井沢の杜クラフトフェア」

お天気も良さそう、今回も素敵な出会いがありますように。

 

ありがとうございました

 

 

今年も秋がやってきた~イベントあれこれ~

不安定な夏がようやく終わり、爽やかな季節を迎えました。

ヒツジ雲が広がる空の下では稲刈りが始まっています。

そして私の藍畑も絶好の収穫日和。

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今年は遅れているのかな?と思っていたヒガンバナは

お彼岸に合わせるようにちゃんと花芽を伸ばし始めました。

あと数日で見頃になることでしょう。

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そして今年も秋のイベントが始まります。

9/28㈯、29㈰ 藤岡クラフト

10/5㈯、6㈰ 北軽井沢の杜クラフトフェア

10/13㈰、14(月、祝)いるまクラフトフェア

10/26㈯、27㈰ 妻沼手づくり市

武蔵丘陵森林公園では只今 植物園企画展「草木で染める」 も開催中です

 

藍を収穫して乾燥させて、色々染めたり編んだり

もう一度ほどいて編み直したり💦

秋の日を楽しむ間もなく今日も暮れていきます。

 

素敵な出会いがありますように。

ありがとうございました。